断熱等級は、断熱性の性能を表す指標となるものです。
2025年に全ての建築物の省エネ住宅化が義務化されることになると共に、断熱等級の見直しが行われています。
これからの省エネ住宅の断熱等級には、どの等級が必要になってくるのでしょうか。
今回は、断熱等級についてご紹介します。
断熱等級って何?
断熱等級とは、省エネに関する基準として断熱性や省エネ性の性能の高さを等級別に表しています。
断熱等級はこれまでにも何度か更新されており、2022年の4月にはおよそ23年ぶりに断熱等級5が追加されました。
断熱等級5はこれまでの断熱等級4とは異なり、断熱材の厚みが1.2倍ほどになり、さらに断熱性が高くなります。
これまでのZEH基準相当が求められるようになり、太陽光パネルなどを組み合わせてエネルギーを創り出すことで、実質的にエネルギー消費量0(光熱費0)を実現できるレベルを目指しています。
長期優良住宅なども断熱等級5が認定条件へと変わり、省エネ住宅の事情が大きく変わってきています。
これからの省エネ住宅は断熱等級4が最低基準?!
2025年に省エネ住宅が義務化されることで、断熱等級は4が最低基準となります。
少し前まで最高等級だったのに、目まぐるしい変化に置いてかれてしまいそうですね。
2022年の10月には、さらに断熱等級6や7が新設される予定です。
省エネ基準がどんどん引き上がっていきます。
国土交通省によると、断熱等級5では冷暖房にかかるエネルギーを30%削減できるとされていますが、断熱等級6は32%、断熱等級7は47%と大幅に削減できるようになる見込みです。
少ない光熱費で室内の環境を一定に保ち、快適に過ごせるのは大きなメリットですね。
これからは、カーボンニュートラルの実現に向けて、大きな変化が起こっていきます。
最新の情報を常に確認し、「知らなかった」ということにならないようにしなければなりません。
これからマイホームを取得しようとお考えの方は、断熱等級4以上を選ぶようにしましょう。
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まとめ
今回は、省エネ住宅や断熱等級について解説しました。
ひとくちに省エネ住宅といっても、さらに高い性能を持つものが求められるようになってきています。
これからの家づくりでは断熱等級4が必須となってくるので注意しましょう。