新築をお考えの方にぜひ知っていただきたいのが、意外と盲点になりやすい窓の設置についてです。
そこで今回は目的にあった窓の設置とそのポイントについてご紹介します。
知っていると必ず役に立つので、ぜひ参考にしてください。
部屋ごとの目的に合った窓の設置についてご紹介!
部屋ごとの目的に合った窓の設置について4つご紹介します。
1つ目はリビングです。
リビングは日当たりと通気性が大切であるため、掃き出し窓が多く用いられます。
掃き出し窓は床に接地していることが特徴で、ガラス面の幅が広く、採光、換気の効率が抜群です。
しかし、ガラス面が広いため気密性が低く、ややプライバシー性に欠けます。
本当に光が入るのか、家具を置くスペースがあるのかを確認する必要があります。
2つ目はキッチンです。
キッチンの窓は絶対必要ではないため、窓を付ける目的を明確にしましょう。
キッチンに窓を付ける場合、換気の効率を上げたい、キッチン全体を明るくしたい、キッチンに開放感を出したいなどの理由があります。
光を入れたい方は採光効率の良いFIX窓、換気の性能を上げたい方は横滑り窓などのスライドが出来るタイプをキッチンの上部に設置することをおすすめします。
キッチンの窓を取り付ける際は、窓の高さ、採光の量、作業過程を確認することが必要です。
3つ目はお風呂場です。
お風呂場の窓は、カビや湿気を発生させないために設置するので、通気性が大切です。
しかし、大きい窓は外から見えてしまい、気密性が低下します。
なので、通気性と気密性に優れた縦滑り窓や横滑り窓、内倒し窓などがおすすめです。
お風呂場に窓を設置する際には、プライバシー面と空気の循環を確認する必要があります。
4つ目は寝室です。
寝室の窓は、安眠できるかどうかが重要です。
大きい窓の場合、雨戸や遮光カーテンを付けたりして結露対策を行うと効果的です。
光の入ってくる角度、周囲の環境、窓と寝具の位置を確認して決める必要があります。
窓の設置で考えておくべきことについてご紹介!
窓の設置で考えておくべきことについて3つご紹介します。
1つ目は目的を検討することです。
窓の目的は、主に採光、断熱(遮熱)、気密性、デザイン、防犯の5つがあります。
このような目的がない窓は不要です。
逆に、目的がはっきりしている窓に関しては、担当者と目的を共有し、良く話し合って、形や性能を決めましょう。
2つ目は開け閉めを想像することです。
開け閉めを想像することで家具などが邪魔で窓が開かなかった、危険だったなどの失敗を防げます。
1日に何回くらい開け閉めするのか、いつ開け閉めするのか、何目的で開け閉めするのか、誰が開け閉めするのかを想像できれば、理想の窓に近づけるでしょう。
3つ目は掃除のことも考えることです。
窓の形、大きさ、設置場所によっては、掃除がとてもしづらいものが出てきます。
いつ、誰が、どうやって掃除するかを想像し、窓の設置を検討してみてください。
まとめ
今回は目的にあった窓の設置とそのポイントについてご紹介しました。
この記事を参考にしていただけると幸いです。
周南市・下松市周辺で注文住宅についてお悩みの方はいろんな疑問が解消できるため、ぜひ一度ご来店ください。